さるのひのたちもの
申の日の裁ち物
国内
流言・風説
- どんな話か
- 猿の尻や頬が赤いのは火傷のせいだと結び付けられ、申の日に衣服を裁つとその服に焼け穴ができるといわれた俗信。
- 細部
- 衣服を仕立てるときには、申の日を選んで裁つことを避けるという言い伝えが伝わっている。猿の尻や頬が赤いのは、かつて火に触れて火傷を負ったためだという俗説があり、申がその日の干支にあたることから、この日に布を裁てば新しい衣服にも焼け穴が生じてしまうと恐れられた。単なる日取りの禁忌ではなく、猿の身体的特徴にまつわる俗信と結びつけて語られている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1938年刊『民間伝承』所収、國分剛二「野良弁当の箸」に記録がある。
- 地域
- 山形県鶴岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ