なかがわらかいがんのゆうれいでんせつ
中河原海岸の幽霊伝説
国内
流言・風説
- どんな話か
- 1955年に多数の中学生が死亡した水難事故をめぐり「防空頭巾姿の亡霊に足を引かれた」との噂が広まったが、後年の検証でメディアの脚色が疑われている話。
- 細部
1955年7月28日、橋北中学校の水泳訓練中に急な高波が生徒たちを襲い、36人の女子生徒が亡くなるという戦後有数の学校水難事故が起きた。事故のちょうど10年前の1945年に同じ津市が空襲を受けていたことと結びつけられ、1963年の女性週刊誌の記事をきっかけに「防空頭巾やもんぺ姿の女性の霊に海中で足をつかまれた」という生存者の体験談が広まり、以後たびたび語られるようになった。
しかし2017年放送のNHKの検証番組では当時の記事に記者による脚色が含まれていた可能性が指摘され、証言者本人も後年の取材に対して幽霊を見たことはないと語っており、心霊現象というより事故後の報道が怪談を作り上げていった側面が強いとみられている。
- 広まり方
- 事故直後の週刊誌報道をきっかけに全国的に知られる怪談となったが、後年のテレビ番組や取材によって証言の成立過程が検証され、心霊現象ではなくメディアの脚色が疑われるとする見方が有力になっている。
- 地域
- 三重県津市(中河原海岸)
- 年代
- 昭和時代
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ