しこつこのしこつこでんせつ
支笏湖の死骨湖伝説
国内
流言・風説
- どんな話か
- 支笏湖には「死骨湖」という物騒な別名があるという噂が心霊スポットのイメージを支えているが、これは地名の由来を誤解したもので、実際にそう呼ばれていたわけではない。
- 細部
支笏湖は水死体が浮かばず湖底の木や藻に絡まって沈んだままになる、遺体が多く沈む「死骨湖」という別名がある、といった噂とともに心霊スポット・自殺の名所として語られることが多い。しかし実際の地名の由来は、アイヌ語で大きな窪地を意味する「シ・コッ」に遡り、当時は千歳川流域からもっと広い範囲を指す地名であった。江戸時代の1805年、その響きが不吉な「死骨」を連想させることから、「鶴は千年」にちなむ縁起の良い「千歳」という地名に改められたが、湖の名称には古い呼び方がそのまま残った、という経緯である。
つまり「支笏湖は昔、死骨湖であった」という言い方は正確ではなく、あくまでアイヌ語「シ・コッ」が由来であるものが、いつのまにか物騒な当て字の別名として広まったものであり、湖が本当に遺体を溜め込むという噂も含めて根拠のない都市伝説である。
- 広まり方
- 心霊スポットを紹介するウェブサイトや口コミを通じて物騒な字面が独り歩きし、支笏湖イコール心霊スポットというイメージの補強材料として広まった。
- 地域
- 北海道千歳市(支笏湖)
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 事実でないと確認
裏付けがなく、事実ではないと確認・指摘されている。 - タグ