やまいりのきんき
山入りの禁忌
国内
流言・風説
- どんな話か
- 猟に出る際はからすの鳴き方が悪いと山に入らず、加畑では4月17日に山に入るとけがをするといわれていた。
- 細部
- 猟のために山へ出かけようとするとき、からすの鳴き方がいつもと違って悪いと感じられると、身内に不幸なことが起きる前触れではないかと考えて、その日は山に入るのを見合わせるという習わしがあった。また、加畑の集落には、4月17日にだけは山へ立ち入ってはならないという別の言い伝えもあった。その日に山へ入ると必ずけがをすると恐れられていたためで、この禁を破って山仕事をする者はいなかったという。
- 広まり方
- 『沖の民俗』1969年(第四章 生業 五、狩猟)と『平栗・加畑の民俗―山梨県都留市宝―』1985年(Ⅵ信仰 §8俗信その他)、いずれも都留文科大学民俗学研究会の調査記録に記されている。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ