のむらのぞくしん
野村の俗信
国内
流言・風説
- どんな話か
- 鳥の声や犬の遠吠え、夢や食べ合わせを凶兆と結び付けた、野村町一帯の言い伝えの数々。
- 細部
- 野村町では日常のささいな出来事を吉凶と結び付ける言い伝えが数多く採集されている。鳥の鳴き声が悪いと人が死ぬ、犬が遠吠えするときに向いている方角は不吉だ、といった動物にまつわるもの。箒星が空に見えると戦が始まるという天体にまつわるもの。歯が抜ける夢は親戚の不幸の前触れ、牛の夢を見れば風邪をひくという夢占い。さらに、汁掛け飯を食べると物忘れをする、火遊びをすると寝小便をする、いちじくを食べてから灸を据えると命に関わる、といった食と行いの戒めまで幅広い。生活の各場面に注意を促す知恵として機能していた。
- 広まり方
- 1964年の『あゆみ』に載る村人の信仰と伝説の報告に、四件が並べて記録されている。
- 地域
- 愛媛県西予市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ