あんどんあぶらのひだたり
行灯油の火祟り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 美濃加茂市では、寒中に行灯の油をこぼすと火に祟られるという俗信が伝えられている。
- 細部
- 美濃加茂市に伝わる俗信の一つに、寒中に行灯の油をこぼしてしまうと火の神に祟られるというものがある。寒の内という一年でもっとも冷え込みの厳しい時期には、行灯を使う機会も多くなるが、その油を粗末に扱ってこぼすことは慎むべきとされていた。この俗信は、家の中で日常的に使う火や灯りに対する畏れと感謝の気持ちを背景に生まれたものと考えられ、寒い季節ゆえに火の扱いには一層の注意が求められていたことを物語っている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に掲載された林魁一「国々の言習わし(九)」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県美濃加茂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ