どうしのそうしきとうまのなきごえ
道志の葬式と馬の鳴き声
国内
流言・風説
- どんな話か
- 葬式の際に厩の馬が鳴くと不吉な友引きとされ、家の者は馬に飯を与えてそばに付き添っていたという。
- 細部
- 道志村小椿では、家で葬式が出る際に、厩につないである馬が鳴くことを大変縁起の悪いことと考えていた。馬が鳴くのは友を引く、すなわち次の死者を招き寄せる兆しだと固く信じられていたためである。これを防ぐため、葬式の間は家の者が付きっきりで厩に付き添い、馬に飯を与えてなだめすかし、鳴かないよう気を配っていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1950年刊『民間伝承』掲載、和田正洲「甲州道志の葬制―南都留郡道志村小椿―」に記録がある。
- 地域
- 山梨県道志村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ