さえきのたかをみちしるべにかえるふね
佐伯の鷹を道しるべに帰る船
国内
流言・風説
- どんな話か
- 大風で見知らぬ港に流された船乗りたちが、鷹を道しるべにせよという夢のお告げで日本へ帰り着いた話。
- 細部
- 昔、大風のために見知らぬ港まで流された一隻の船があり、乗組員たちはなすすべもなく困り果てていた。すると夢の中でお告げがあり、翌日一羽の鷹が船に近づいて帆柱に舞い降りるので、それを道しるべにして進めば故郷へたどり着けると告げられた。目を覚ましてしばらく待っていると、果たして夢の中の言葉どおりに鷹が飛んできて帆柱に止まった。一同はその鷹の示す方角を頼りに船を進め、無事に日本へ帰り着くことができたという。
- 広まり方
- 1960年の『庚申』所収、窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 大分県佐伯市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ