ゆめ
夢
国内
流言・風説
- どんな話か
- 息子の遭難を知らせた母の夢と、漁師藤六の網にかかった観音が夢でお告げをした岩屋観音の由来という2つの夢の話。
- 細部
- 南知多町には、夢にまつわる二つの言い伝えが残されている。ひとつは、ある母親が船頭として働く息子の夢を見たという話である。その夢を見てほどなくして、息子が実際に海で遭難していたことが判明したという。もうひとつは、岩屋観音の本尊である千手観音にまつわる話だ。この観音像は、須佐の海で漁をしていた水主の藤六という人物の網にかかって見つかったものだといい、その際に藤六が夢でお告げを受けたことが、観音が岩屋に祀られるようになったいわれとされている。こうしたいわれがあるためか、岩屋観音には漁師の信者がことに多いのだという。
- 広まり方
- 1966年の『みなみ』掲載、家田東一「ほゝえみの波路」、および1980年の『みなみ』掲載、鈴木立夏「尾張高野山俳句回想 その二」に、それぞれの話が記録されている。
- 地域
- 愛知県南知多町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ