あんどんのあぶらをなめるおんな
行灯の油を舐める女
国内
流言・風説
- どんな話か
- 新宿の旅籠で買われた女が夜中に行灯の油を吸っており、妖猫かと疑われたが実は舌の荒れを治していただけだったという話。
- 細部
- 新宿の旅籠屋で、ある男が買った飯盛女は、夜になると行灯の油をひそかに吸っていた。男はその姿を見て妖猫の仕業ではないかと疑ったが、実際には女が荒れた舌を治すため、自分で油を舐めていた。怪異めいた行動の正体が、人間の身体上の事情にあったと明かされる種明かし型の話である。前坂英樹の「轆轤首考-怪異と女性-」に記録され、『近畿民俗』(2001年)に掲載されている。
- 広まり方
- 『近畿民俗』(2001年刊)掲載「轆轤首考―怪異と女性―」(前坂英樹)による。
- 地域
- 東京都新宿区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ