よぶこえ
呼ぶ声
国内
流言・風説
- どんな話か
- 夜中に自分の名を呼ぶ声に導かれて一晩中歩き続け、夜明けに水源池へ落ちて我に返ったという体験談。
- 細部
- ある人が夜中、どこからともなく自分の名前を呼ぶ声を耳にした。声に引かれるようにして歩き出すと、行く先も分からぬまま一晩中歩き通してしまったという。そうして迎えた夜明け、気が付けば水源池に落ちており、そこでようやく我に返ったのだと語られている。声の主が誰であったのかは最後まで明かされず、名を呼ばれて夜通し歩かされるという体験そのものが怪異として伝えられている。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、武藤鉄城による「光と民俗(二)」に記録がある。
- 地域
- 秋田県秋田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ