みのかものよびごえとだいこうずい
美濃加茂の呼び声と大洪水
国内
流言・風説
- どんな話か
- 美濃加茂市に伝わるヤロカ水は、木曽川の怪しい呼び声に応えたことで大洪水を招いたという伝説である。
- 細部
- 美濃加茂市に伝わるヤロカ水の話は、今から二、三百年ほど前、長雨が続いていたころの出来事とされる。木曽川の上流のほうから「やろかやろか」と呼びかける声が聞こえてきたが、これに対してある村人がうっかり「いこさばいこせ」と答えを返してしまったという。すると程なくして川の水かさがみるみる増していき、ついには大洪水を引き起こすまでになった。この災いをもたらした大水は、以来ヤロカ水と呼ばれて語り継がれている。正体不明の呼び声に応じてはならないという戒めを含んだ話である。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』に掲載された林魁一の報告に記録がある。
- 地域
- 岐阜県美濃加茂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ