やまざきせいぱんてんかぶつとしでんせつ
山崎製パン添加物都市伝説
国内
流言・風説
- どんな話か
- 大手製パン会社が使う食品添加物「臭素酸カリウム」について、海外で禁止されている危険な物質を日本だけが使い続けているという趣旨で語られる噂。
- 細部
臭素酸カリウムは小麦粉の品質改良剤として使われてきた添加物で、1992年にFAO/WHOの合同委員会が発がん性の可能性を指摘したことを受け、大手製パン会社は使用を一時自粛した。その後、焼成条件を守れば製品にはほとんど残存しないとする知見が得られたことから2004年に使用が再開され、この経緯がインターネット上で「海外で禁止されている発がん性物質を今も使い続けている」という単純化された形で語られ、健康不安をあおる文脈で繰り返し取り上げられてきた。
実際には同社は2014年頃、原料メーカーが臭素酸カリウムの製造を終了したことなどを理由に使用を中止し、2020年には一部商品に限定して再開しており、実態は規制と供給事情の変遷を反映した経緯となっている。
- 広まり方
- インターネットの掲示板やまとめサイト、健康情報を扱うブログなどを通じて長期間にわたり断片的に語り継がれ、食品添加物への不安をあおる言説の定番として繰り返し拡散している。
- 地域
- 日本全国
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ