わざうた
童謡
国内
流言・風説
- どんな話か
- 寛延と宝暦12年に流行った二つの謡が、それぞれ天皇の崩御を予兆していたと解釈された話。
- 細部
- 寛延の頃、「かくおもへはかはるかやし」という謡が世間ではやったことがあったが、それからほどなくして桜町天皇が崩御されたという。さらに、「安本丹猿にあり」という謡が宝暦12年のうちに広まり、同じ年に桃園天皇が崩御され、にわかに仙洞が皇位を継がれる事態となった。後になって振り返れば、「安」の字は女の上に冠を乗せた形をしており、「緋の宮」という呼び名も「丹」の字を分解して読んだものと解釈でき、しかもその年はちょうど申年にあたっていたという。人々はこれらの謡を、天皇の崩御を前もって示していた童謡として語り伝えた。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、柳原紀光「閑窓自語」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ