うんさだめ
運定め
国内
流言・風説
- どんな話か
- 生まれる子に運を割り振る声を偶然聞いた男が、裕福な運を持つ女を妻にしながら後に追い出したため自らは物乞いに転落したという話。
- 細部
- 昔、一夜の宿を借りたある家で、男はふと、西の家と東の家にこれから生まれる子どもたちにどのような運を授けに行こうかと話し合う声を耳にした。やがて時が経ち、西の家と東の家に生まれたその二人は互いに結ばれて夫婦になる。ところが男は、あるときこの妻を家から追い出してしまう。もともと男自身は物乞いをして暮らす運しか持ち合わせていなかったのだが、妻の方は裕福になる運を授かっていた。その妻を自ら手放してしまったことで、男はついに本当の物乞いにまで身を落としてしまう。一方、追い出された女はその後、炭焼きをして暮らす男と再婚し、やがて豊かな暮らしを手に入れたという。
- 広まり方
- 1981年の『八重山文化』所収、福田晃「八重山の昔話」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県竹富町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ