つばめ
燕
国内
流言・風説
- どんな話か
- 燕を殺すとマラリアにかかると恐れられ、この鳥に危害を加えることが固く戒められていた。
- 細部
- 軒先に巣をかけて子育てをする燕は、若桜町では殺してはならない鳥とされていた。もし燕を殺めるようなことがあれば、当人がマラリアという恐ろしい病にかかってしまうと言い伝えられており、農作業で害虫を食べてくれる益鳥であることとも相まって、大切に扱われていたようである。病そのものの原因がわからなかった時代に、身近な鳥への戒めというかたちで注意が語り継がれてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1973年の『因幡若桜の民俗―鳥取県八頭郡若桜町栃原・中原・加地―』所収、東京女子大学史学科民俗調査団の報告「六 信仰」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県若桜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ