とりのなきごえ
鳥の鳴き声
国内
流言・風説
- どんな話か
- 気の抜けたような鳥の声は不吉とされ、不幸の一週間前から騒ぎ出すと語られた俗信。
- 細部
- 鳥の声のうち、張りのない生ぬるいような鳴き方は縁起の悪いものとして嫌われた。そうした声が聞こえ出すのは災いの兆しであり、家に不幸が起きるおよそ七日前から鳥たちが落ち着きなく鳴き騒ぐのだという。声の高さや調子といったわずかな違いを聞き分け、これから起こることを読み取ろうとする姿勢がうかがえ、日々の暮らしのなかで鳥が予兆の担い手として扱われていたことがわかる。
- 広まり方
- 1970年刊『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』の第七章、東洋大学民俗研究会による信仰の報告に載る。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ