とりのしらせ
鳥の知らせ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 鳥の鳴きようから出産や死を先取りして読み取ったという予兆の俗信を伝えるもの。
- 細部
- 鳥の声は人の生き死にを先んじて告げるものとされた。子が生まれようとするときには落ち着きなく忙しげに鳴き、逆に人が命を終えるときには寂しげな声になるという。また、鳥が一斉に騒ぎ立てるのは死の前触れだとされたが、不思議なことに、その死を迎える家の者にだけはその騒ぎが耳へ届かないと語られた。身近な鳥のふるまいを吉凶の物差しとして読み解く、暮らしに根ざした言い伝えである。
- 広まり方
- 1970年刊『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』の第七章、東洋大学民俗研究会による信仰の報告に載る。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ