てんぐわらい
天狗笑い
国内
流言・風説
- どんな話か
- 山仕事や山道の途中で、突然「アハハハハ」という大声の高笑いや、おおぜいの人の声が響き渡る。山に大きくこだまするばかりで、姿を見せる者はない。
- 細部
- 山仕事や山道で、突然「アハハハハ」という高笑いや大勢の声が山中に響く。声の主は姿を現さず、山の怪音を天狗の仕業と見なした伝承の一つである。怪異・妖怪伝承データベースには、『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)を出典とする新潟県南魚沼市の「天狗の高笑い」が採録されている。天狗倒し、天狗礫、天狗の太鼓と並び、ばかげた笑い方を指す「天狗笑い」という語もこの伝承に由来する。別の記録では、群馬県利根郡で笑い声を気にせず進むとさらに大声になり、笑い返せばそれ以上の声で返される話がある。
- 広まり方
- 山村の口承が県史などの民俗調査で記録され、辞典類にも山の怪異として立項されている。
- 地域
- 新潟県南魚沼市など各地の山間部
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ