いといがわのてんぐととしこしのご
糸魚川の天狗と年越しの碁
国内
流言・風説
- どんな話か
- 雲台寺の黒松に駒ヶ岳から天狗様が降りて住職と碁で年越しをし、負け続けて取り上げられた団扇を毎年取り返しに来るという話。
- 細部
- 雲台寺の境内には黒松の大木があり、大晦日になると駒ヶ岳から天狗様が舞い降りて、この松の枝の上で住職と碁盤を挟み、年を越すのが恒例になっているという。ところがこの天狗は碁で住職に勝ったためしが一度もなく、そのたびに罰として団扇を取り上げられてしまう。それでも諦めきれないのか、取られたままの団扇を何とか取り戻そうと、毎年欠かさずこの松のもとへやって来るのだと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1967年の『あしなか』所収、大内尚樹「松の民俗伝承」に記録がある。
- 地域
- 新潟県糸魚川市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ