いいだのてんぐさまのあかごさずけ
飯田の天狗様の赤子授け
国内
流言・風説
- どんな話か
- 願いに応えて子を授けたが、その子を早くに亡くし、悔いた家が明神として祀ったという話。
- 細部
- 子が欲しいと願い出たところ、ある朝、家の前に赤子が置かれていたという。授かった子として引き取り育てていたが、家業に追われるうちに手が回らず、四つにも満たないうちに亡くしてしまった。せっかく授けてもらった命を守れなかったことを家の者は深く悔い、その霊を薬師平の三倉の明神として祀るようになったと伝えられる。願いが叶う話と、叶ったものを損なった責めを負う話が地続きになっており、祠の由緒として今に語られている。
- 広まり方
- 1995年刊『静岡県史 別編Ⅰ 民俗文化史』所収、八木洋行による天狗の居場所の項に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ