ひだしのてんぐとかみかくし
飛騨市の天狗と神隠し
国内
流言・風説
- どんな話か
- 神社の池に落ちたとされ行方不明になった少年や、畑に出たまま帰らない男が天狗の仕業や神隠しと語られた神岡町の話。
- 細部
- 大正13年6月のある朝、神社の境内にある池に落ちたとみられる少年が行方不明になった。占ってもらったところ、その日の11時半までに見つけなければ命が危ないと告げられたが、昼頃になって子供にはとても登れそうにない峯の上で無事に発見されたという。これは天狗の仕業だろうと語られている。同じ神岡町では、昭和6年7月に畑へ出たきり今も帰ってこない者があり、天狗に連れて行かれたか神隠しに遭ったのだろうと考えられ、いまだに葬式を出さずに帰りを待ち続けているという話もある。ほかにも、天狗に連れ去られた人が一本杉の下で亡くなっているのが見つかったと、子供の頃に聞かされたという話も伝わっている。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』掲載、和仁市太郎「船津の天狗」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ