はくさんしのてんぐのつめあと
白山市の天狗の爪跡
国内
流言・風説
- どんな話か
- 白山市に伝わる天狗様の呼び名で、山を禿山に変えた足跡や、子供の神隠しの言い伝えが残る。
- 細部
- 白山市には天狗様と呼ばれる存在の話が伝わる。天狗が山伝いに村々を飛び歩いて遊んだ際、その爪が地面を引っかいたために山が木々のない禿山になったのだという。また、子供が突然姿を消したときには天狗様にさらわれたのだとみなされ、家族や村人は「さばくった息子」などと呼びかけながら山中を捜し歩いたと伝えられる。子供の失踪という不安な出来事を、天狗という山の主に結びつけて説明してきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 『ひだびと』1936年掲載の瀬川良三「白川の伝説」と、『民俗採訪』1978年の国学院大学民俗学研究会による石川郡河内村調査に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ