たましいだけのがいしゅつ
魂だけの外出
国内
流言・風説
- どんな話か
- 占いで死ぬと言われ閉じこもっていた人の魂が退屈のあまり外出し、お産の家をのぞいた末に赤子として生まれ変わったという話。
- 細部
- 占い師に死期を告げられたある人が、恐れて家に閉じこもって過ごしていた。しかし退屈に耐えかね、体はそのままに魂だけがふらりと外へ出てしまったという。歩いていくと、ある家の前に人だかりができているのが見えた。近寄って覗いてみると、それはちょうどお産の最中であった。様子を見ているうちに、魂は不意にその場の窪みへと落ち込んでしまう。気がついたときには、自分がその家に生まれた赤子として生まれ変わっていたのだという。
- 広まり方
- 1954年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「栃木県那須郡大山田村」に記録がある。
- 地域
- 栃木県那珂川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ