おそれざんをさまようたましい
恐山を彷徨う魂
国内
流言・風説
- どんな話か
- 恐山では僧が迷える魂を探して歩き、三途の川を渡ると死んでしまうという。
- 細部
- 青森県東通村では、7月20日ごろに恐山を訪れた夜、僧が鉦を鳴らし、小坊主が松明を手に「こっちだこっちだ」と唱えながら歩く姿を見た記録がある。これは迷っている死者の魂を探す行いだった。死者の魂はまず恐山へ向かい、三途の川を渡り切れば死が定まり、渡る前に戻れれば生き返るとされた。この話は『民俗採訪』1964年、國學院大學民俗学研究会の東通村記録に載る。
- 広まり方
- 『民俗採訪』(1964年)國學院大學民俗学研究会の調査記録による。
- 地域
- 青森県東通村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ