たけやぶのちょうちん
竹薮の提灯
国内
流言・風説
- どんな話か
- 煤孫太兵衛の屋敷裏の竹林の奥で、更けた夜にぽつんと提灯が掛かっているのを見かけたという不気味な目撃談。
- 細部
- 堤通北四番町の北西の角は、かつて煤孫太兵衛という者の屋敷であった。その裏手に広がる竹林の奥では、夜がすっかり更けたころになると、ぽつんと提灯がひとつ宙に浮かぶように掛かっているのを見かけることがあったという。ただそれだけの出来事でありながら、なんとも言い表しがたい不気味な光として語り伝えられてきた。理由も正体も分からぬまま、ひとつの灯りが闇に浮かぶ様子そのものが、人々の記憶に強く残ったのだろう。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の妖怪変化・幽霊「事例篇」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ