はぶしはまのたからぶね
羽伏浜の宝船
国内
流言・風説
- どんな話か
- 乗組員のいない見事な帆前船が羽伏浜に現れ、宝物を積んでいたが証拠の品を持ち帰った後には忽然と消えていた話。
- 細部
- むかし新島にカミジンジィと呼ばれる人物が暮らしていた。ある日この者が浜へ足を運ぶと、本来船を着けられそうにない場所に、見慣れぬ立派な帆船が停泊していた。船内に人の気配は無く、豪華な宝や道具類がぎっしり積まれていた。一人で運びきれないため、蒔絵細工の膳一式だけを証として持ち帰り、仲間を呼んで戻ってみると、船はすでに跡形もなく消えていたという。
- 広まり方
- 藤木喜久麿「伊豆七島の伝説(一)」(『旅と伝説』1928年)に記される漂着譚。
- 地域
- 東京都新島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ