とうしち
頭七
Tóuqī
国外
儀式・遊び
- どんな話か
- 人が亡くなってから7日目の夜に魂が自宅へ戻ってくるとされる、中華圏で広く行われる法要・忌避の習俗。
- 細部
- 死者の魂は四十九日をかけて七日ごとに家族の元へ戻るとされ、その最初にあたる「頭七」の夜には魂が自宅に帰ってくると信じられている。家族は魂が迷わないよう明かりを灯し、生前好きだった食事を用意して待つ一方、床に灰や小麦粉を薄く撒いて足跡が残るか確かめる、魂と鉢合わせしないよう早めに寝てしまうといった風習も各地で伝えられている。この考え方は道教と仏教の中陰(中有)の観念が結びついたもので、その起源は南朝時代の経典に遡るとされ、北魏の時代に仏教がこの慣行を取り入れたことで中華圏各地の葬送儀礼に広まったと考えられている。
- 広まり方
- 道教・仏教が融合した死生観として中国から台湾・香港を含む中華圏全域の葬送儀礼に組み込まれ、現在も広く実践されている。
- 地域
- 中華圏全域
- 年代
- 南北朝時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ