まりるいど
マリ・ルイド
Mari Lwyd
国外
儀式・遊び
- どんな話か
- 馬の頭蓋骨を白い布をかぶった人が担ぎ、歌で家々への出入りを求めて練り歩くウェールズ南部のクリスマス恒例行事。骸骨の馬が部屋の中を走り回って子どもを脅かす、不気味さを伴う伝統。
- 細部
- 馬の頭蓋骨を色付けし棒に取り付けて白い布で覆い、集団で各家を訪問して歌で入室の許可を求める。住人側も歌で応じて断り、両者の掛け合い(プンコ)が続いた末に根負けした住人が一行を招き入れ、飲食をふるまう。招き入れられた「馬」が家の中を走り回り、いななき、顎を鳴らして子ども(時には大人も)を怖がらせる場面が伝統の見どころとされる。最古の記録は1800年出版のJ.エヴァンズによる紀行文で、19世紀から20世紀初頭にかけて広く行われた後に一時衰退したが、20世紀後半以降各地で復活し、現在も行われている。
- 広まり方
- 南ウェールズの農村部の年末年始の風習として各地に伝わり、20世紀後半の民俗復興運動を通じて再び地域行事として広まった。
- 地域
- ウェールズ南部一帯
- 年代
- 19世紀(記録は1800年から)、起源はより古いとされる
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ