しょうとくたいし
聖徳太子
国内
流言・風説
- どんな話か
- 大正15年、俵原町の聖徳太子の石碑に太子の姿が現れたとの評判が立ち、越中や能登からも参詣者が訪れる騒ぎになった。
- 細部
- 大正十五年二月、俵原町にある聖徳太子の石碑に、太子その人の姿が浮かび上がるという出来事が起こった。この話はまたたく間に評判となり、同じ年の四月から五月にかけては、金沢はもとより越中や能登からもわざわざ参詣に訪れる人々が現れるほどの騒ぎになったという。噂を耳にしたある人物は、娘からこの話を聞いて確かめずにいられず、夜十一時ごろに石碑を訪れたところ、あたり一帯がぼんやりと光を放っているのを目にしたと語っている。さらに三月になると、一度は消えたはずの太子の姿が石碑に再び現れたとも伝えられ、人々の関心はいっそう高まった。
- 広まり方
- 2002年の『民具研究』に掲載された、大門哲「史蹟と奇蹟のフォークロア-大正十五年太子霊出現騒動記-」に記録がある。
- 地域
- 石川県金沢市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ