ししゃのかねのね
死者の鐘の音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 自分と同じ年齢で亡くなった人を弔う鐘の音を聞くと、自らも死んでしまうという言い伝え。
- 細部
- 香川県観音寺市大野原町に伝わる俗信である。人が亡くなった際に寺で撞かれる弔いの鐘の音を、たまたま自分と同い年で世を去った者のために鳴らされたものと知りながら耳にしてしまうと、その人自身もやがて死を迎えることになるのだという。年齢が重なる者の弔いの音には特別な力が宿るとする考え方で、鐘の音と寿命とを結びつけて恐れる感覚が、この土地の暮らしの中に根づいていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1957年の『西郊民俗』所収、最上孝敬「耳鐘の話」に記録がある。
- 地域
- 香川県観音寺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ