しんやのよろいのおと
深夜の鎧の音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 昭和20年の終戦直後、大雨の晩に鎧か鎖を引きずるような重い音が裏から近づき、裏門を倒して去ったと伝わる。
- 細部
- 終戦の年である昭和20年、大雨の降る夜に二階で休んでいたところ、裏手から「ガシャンガシャン」という重い金属音が近づいてきた。鎧をまとっているのか、足に鎖でも引きずっているのか判然としない音だったが、それは家の裏門を押し倒しながら通り過ぎていった。翌朝確かめると門は本当に倒れたままになっており、音の正体は誰にもわからなかったという。
- 広まり方
- 1992年の『広島民俗』に掲載された栗原秀雄「『あやかし』―宮島町の口頭伝承から―」に採録された体験談である。
- 地域
- 広島県廿日市市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ