あがまちのおっつめるとしのぜんちょう
阿賀町のオッツメルと死の前兆
国内
流言・風説
- どんな話か
- 足元から押し上げてくる感覚や、性別で異なる入口からの物音、カラスや犬の鳴き声が死の前兆とされる阿賀町の俗信。
- 細部
- 阿賀町には、死の前兆にまつわるいくつもの俗信が伝わっている。夜寝ていると、足元から体の上へ上へと押し上げてくるような感覚があり、それが首元まで達すると急に楽になるといい、これをオッツメルと呼ぶ。この感覚があってから二、三日すると、決まって死人が出るのだという。また、男の死者は座敷の側から、女の死者は流しの側から家に入ってきて死を知らせるとされ、ガラスが揺れたり戸が鳴ったりする形で知らせが来ることもあるという。ほかにも、カラスがシニガラスと呼ばれる特有の鳴き方をしたり、遠くで犬が長く遠吠えをしたりすると、まもなく死人が出るとも語られている。
- 広まり方
- 『西川の民俗』1976年掲載、東洋大学民俗研究会の記録による。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ