しのよこく
死の予告
国内
流言・風説
- どんな話か
- 亡くなった者が身内や近い縁者の家の戸を叩き、自らの死を知らせに来るという言い伝え。
- 細部
- 遠く離れた場所で人が亡くなったとき、その報せが届くより先に、当人が身内や近い縁者の家をまわって戸を叩くという。訪ねてきた気配や物音だけがあり、開けても誰もいないというかたちで受け取られた。後になって訃報が届き、あのときの音がそれだったのだと納得する筋立てになっている。虫の知らせを扱う俗信の一つで、死の予兆を集めた項目のなかに置かれている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識の俗信、死の予兆の項に記録がある。
- 地域
- 長野県生坂村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ