ゆうべつのからすとししゃのわかれ
湧別の烏と死者の別れ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 烏の声や死者が別れを告げに来ることが死の予兆とされ、死の直後にペットが姿を消す伝承もあるという。
- 細部
- 死が近づくと、いくつかの前触れがあるとされている。烏が鳴くのはその一つで、不吉な予兆と受け取られていた。また、死を迎える当人が親類や縁者の枕元に姿を見せて最後の別れを告げに来るともいわれ、前の晩やその死が近い日に、すでに亡くなっている家族の霊が本人を呼びに来るという言い方もされていたという。さらに、当人が息を引き取った直後に、飼っていたペットの姿が見えなくなってしまったという話も伝えられており、人の死と身近な生き物の様子が結び付けて語られている。
- 広まり方
- 1967年の『伝承と歴史』所収、同志社大学民俗学研究会「葬制調査報告」に記録がある。
- 地域
- 北海道湧別町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ