きかいちょうのおとでしらせるししゃ
喜界町の音で知らせる死者
国内
流言・風説
- どんな話か
- 死者が糸繰り機のブンブンという音や戸を開ける音でこの世に知らせを送るモノシラセを、トキやモノシリと呼ばれる易者が解き明かす。
- 細部
- 喜界島では、亡くなった人がさまざまな方法でこの世に伝言を送ってくるとされ、これをモノシラセと呼んでいる。糸繰り機がブンブンと音を立てたり、機の筬(おさ)をガンガンと叩くような音がしたり、あるいは障子を開けて誰かが入ってくるような気配がしたりするのがその現れ方だという。こうした音の意味を解き明かすのがトキやモノシリと呼ばれる易者の役目で、彼らに頼んで音を解いてもらうことで、死者が何を伝えたかったのかを知ることができるとされていた。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』大阪民俗談話会記録に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ