しにんをよぶぜんちょう
死人を呼ぶ前兆
国内
流言・風説
- どんな話か
- 何百年も無事だった墓に穴が開いて放置すると、その後まもなく住職が亡くなったという言い伝え。
- 細部
- 富士吉田市向原に伝わる話。墓が沈んで穴が開くと、それが別の死者(死人)を呼び寄せると言われている。何百年もの間何ごともなく保たれてきたある家の墓に穴が開いたことがあったが、そのまま特に手を加えずに放っておいたところ、まもなくその寺の住職が亡くなってしまったという。墓の異変を放置してはならないという戒めが、実際に起きた出来事と結びつけられて語り継がれている。
- 広まり方
- 1984年刊『向原の民俗(下)』の「口承文芸 世間話」に、都留文科大学民俗学研究会が採録した。
- 地域
- 山梨県富士吉田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ