むらかみのそうどうをつげるしにがらす
村上の騒動を告げるシニガラス
国内
流言・風説
- どんな話か
- 鳴き声が不吉に聞こえる烏をシニガラスやサワギガラスと呼び、何か騒動が起きる前触れとする村上市の俗信。
- 細部
- 村上市には、烏の鳴き声にまつわる俗信が伝わっている。ふだんと違って不吉に聞こえる鳴き方をした烏がいると、その烏をシニガラス、あるいはサワギガラスと呼びならわし、近いうちに家や村で何らかの騒動が起こる前触れとみなす。烏の鳴き声を死や凶事の予兆として恐れる考え方は各地に共通して見られるが、村上ではこれを二つの呼び名で使い分けながら語り継いできた点が特徴といえる。具体的にどのような騒動が起きたかまでは記録に残っていない。
- 広まり方
- 1999年の『高志路』掲載、鈴木秋彦「山北町雷の喪葬・墓制・供養」に記録されている。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ