ふかがわはちまんのらっきょうをまぬがれたぼし
深川八幡の落橋を免れた母子
国内
流言・風説
- どんな話か
- 深川八幡の祭礼で幼子を連れた母親が大橋を渡ろうとするたび子が泣き、引き返すと泣きやんだという話。
- 細部
- 深川八幡の祭礼の日、母親は二、三歳の幼子を連れて大きな橋を渡ろうとした。ところが橋に差しかかるたび子が激しく泣き、渡るのをあきらめて引き返すと泣きやむことが何度も続いた。結局その橋を渡らず帰った直後、橋が崩れ、千人以上が巻き込まれる大事故になった。母親は後に、子の泣き声は神仏からの知らせだったのだと思い至った。この話は松平定信『花月草紙』(『日本随筆大成』第三期、1976年)に記録されている。
- 広まり方
- 文化・文政期の随筆「花月草紙」(松平定信)を収める『日本随筆大成』第三期(1976年)に載る話。
- 地域
- 東京都江東区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ