しきゃだ
シキャダ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 死の前触れとして現れるシキャダは、怪我による死では負傷地で叫び声が、病死では墓地で穴を掘る音や夜中の葬列の音が聞こえるとされる。
- 細部
- 大和村では、人が死ぬ前にシキャダと呼ばれる予兆が現れると考えられていた。たとえば怪我がもとで死に至る場合には、その人が怪我をした場所から夜中に叫んだり喚いたりする声が聞こえてくるという。一方、病気による死の場合には、家の墓地から墓穴を掘るような音が聞こえたり、夜更けに葬列が進むような物音がしたりする形で現れるとされる。死因の違いによって現れ方まで異なるという、細やかな予兆の分類がなされている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1969年の『奄美民俗』に掲載された中田雅子ほか「大和村名音の場合」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県大和村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ