しゃしん
写真
国内
流言・風説
- どんな話か
- 三人並んで写真に写ると真ん中の一人が命を落とすとされた、気高郡(現鳥取市)に伝わる俗信。
- 細部
- かつて鳥取県気高郡大和村(現在の鳥取市)の一帯では、記念撮影の際に三人だけで並ぶことを避ける風習があった。もし三人で写真におさまってしまうと、中央に位置した者が近いうちに亡くなってしまうと恐れられていたためである。カメラという当時まだ目新しかった道具が命を奪う力を持つかのように語られた点は、写真に対する当時の人々の畏怖を映しているとも読める。同様の言い伝えは各地にも見られるが、この土地では特に真ん中の人物に不幸が集中するとされていた。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1933年掲載の近藤喜博「鳥取県の俗信一束」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ