せんぽうのひ
千方の火
国内
流言・風説
- どんな話か
- 白山町の川俣川を提灯ほどの火が水の流れより速く下ってくる現象が「千方の火」と呼ばれている。
- 細部
- 白山町の川俣川では、川上の水面から提灯ほどの大きさの火が現れ、流れに沿って下ってくる。しかもその光は水の流れを追い越す速さで進むため、自然の水流に沿いながら、その速度だけを外れている。水よりも速く動く光という不自然さが、この現象の異様さの核である。この火は「千方の火」と呼ばれ、菊岡沾凉の『諸国里人談』を収めた『日本随筆大成 第二期』1975年に、勢州壱志郡家城の里の話として記録されている。
- 広まり方
- 菊岡沾凉『諸国里人談』(『日本随筆大成第二期』1975年収録)に記された記事による。
- 地域
- 三重県津市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ