れいむにみちびかれたほうもつ
霊夢に導かれた宝物
国内
流言・風説
- どんな話か
- 見た夢のお告げに従って古塚を掘ったり面を持ち帰ったりした結果、思わぬ宝物や霊験を得たという2つの話。
- 細部
- 1つは、天正元年に木村という人物が見た霊夢に導かれ、本郷の古塚から行基作と伝わる牛王板などを掘り出し、これを機に富士浅間の社を建てたという話。もう1つは、光源寺の稲荷で拾った珍しい面が気にかかっていたところ、妻が神のお告げの夢を見て、面を大切に持ち帰るよう告げられたという話。持ち帰った面を家の守護神としてまつると、祈願がよく叶うようになったと伝わる。いずれも夢のお告げが具体的な行動と結果に直結している点が共通する。
- 広まり方
- 『旅と伝説』(1929年刊)掲載「富士祭と麦藁の蛇」(本山桂川)、『日本随筆大成第三期』所収「古今雑談思出草紙」(東随舎、1976年刊)による。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ