にっこうさんのれいこく
日光山の霊告
国内
流言・風説
- どんな話か
- 日光山に参籠して幸運長栄を祈った八木主税之介信之が、夢の中で元禄・宝永期の世相を見たという霊告譚。
- 細部
- 八木主税之介信之という人物が、下野の日光山に参詣し、一族の幸運と長い繁栄を祈って一晩中社にこもっていた。すると霊験が現れ、夢の中で元禄・宝永のころの世の様子をまざまざと目の当たりにしたという。実際にその時代を生きたわけではないのに、当時の暮らしぶりや出来事をまるで見てきたかのように語ることができたと伝わる。眠りの中で過去の時代の光景を見せられるという形で、神仏の告げが下ったのだと受け止められている。
- 広まり方
- 1978年の『日本随筆大成第三期』所収、神沢杜口『翁草』に記録がある。
- 地域
- 栃木県日光市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ