かみむかえのたいこ
神迎えの太鼓
国内
流言・風説
- どんな話か
- 牛頭天王の境内の老杉から太鼓や木の折れる音が響き、神が出雲から帰ってくるしらせだという。
- 細部
- 牛頭天王の境内には一本の老杉がそびえている。10月に入ってから冬を迎えるころまでの夜になると、この杉のあたりから太鼓を打つような音が聞こえてくることがあるという。時には大きな木の枝が折れるかのような音が響くこともある。旧暦11月3日の夜、丑三つ時になると急に風が起こり、境内の森全体の木々がざわめき立つとも伝えられる。これらの物音は、出雲へ出向いていた神がこの地へ帰ってくることを知らせる合図なのだという。
- 広まり方
- 1930年の『民俗学』所収、鷲尾三郎「但馬高橋村採訪録(一)」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ