しにみずのあまどのおと
死に水の雨戸の音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 曾祖母の死に水を取っていたとき閉じていた雨戸が急に鳴り、母は魂が抜け出た音だと語ったという体験談。
- 細部
- 曾祖母が息を引き取ろうとする間際、母が枕元に付き添って死に水を取っていた。そのとき、きちんと閉じてあったはずの雨戸が不意にガタンと鳴った。物音に母は顔色を失い、祖母の魂がちょうど体から離れて出ていったところだと言い出したという。臨終の瞬間に家鳴りが起きるという体験が、魂の離脱を告げる合図として受け止められている。
- 広まり方
- 1958年の『民間伝承』所収、青木直記「見聞覚書」に記録がある。
- 地域
- 栃木県栃木市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ