おおさかだいくうしゅうのまぼろしのちかてつ
大阪大空襲の幻の地下鉄
国内
流言・風説
- どんな話か
- 1945年3月の大阪大空襲の夜、営業時間外のはずの地下鉄が走り心斎橋周辺の避難民を救ったという体験談が戦後長く語られ、1997年の新聞投書をきっかけに全国的な話題となった。
- 細部
- 1945年3月13日深夜から14日未明にかけての大阪大空襲で猛火に包まれた心斎橋・難波周辺では、多くの人が心斎橋駅・本町駅・大国町駅などから地下鉄に乗り込んで脱出したと証言している。1997年、元京都大学教授が朝日新聞の投書欄でこの体験を紹介したところ、「自分も同じ電車に乗った」という証言者が50人以上現れる反響があった。大阪市交通局も調査を行ったが、空襲で当時の資料の多くが失われており、誰が運転していたのかを含め詳細は現在も確認されていない。
- 広まり方
- 体験者の間で長く語り継がれてきたものが、1997年の新聞投書欄をきっかけに多数の証言が集まり、坂夏樹著『命の救援電車―大阪大空襲の奇跡』としての書籍化やテレビ・新聞報道を通じて広く知られるようになった。
- 地域
- 大阪府大阪市(心斎橋駅・本町駅・大国町駅付近)
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ