おのう
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国内
流言・風説
- どんな話か
- 正月14日の晩、小御嶽神社の方角から笛や太鼓の音が聞こえるとされ、神々が集まり踊っているためだと語られてきた。
- 細部
- 加畑では毎年1月14日、どんど焼きの頃合いになると、もと小御嶽と呼ばれる場所の方角から笛や太鼓の音が聞こえてくるといい、これをオノウ、あるいはオカグラと呼んでいた。氏神である御嶽さんの拝殿前に大勢の神々が現れて笛を吹いたり踊ったりする姿を見たと語る人もいる。小御嶽神社の山頂では集落の主だった人々が寄り合ってオノウを執り行うのだとも言われ、実際に青年会の集まりで音を聞いたという人もいた。一方で、その日に山へ入るとおてんぐさんに叱られるといって山を避ける年配者もいたという。聞こえてくる音は夕方頃から始まり、夜更けまでにぎやかに続くこともあったが、近年ではすっかり耳にしなくなったと惜しまれている。
- 広まり方
- 『平栗・加畑の民俗―山梨県都留市宝―』1985年刊、都留文科大学民俗学研究会の調査記録(Ⅵ信仰 §8俗信その他、Ⅸ口承文芸 §4世間話)に複数の話者からの聞き書きとして収められている。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ