かまいしのふちのぬしにとついだむすめ
釜石の淵の主に嫁いだ娘
国内
流言・風説
- どんな話か
- 桑摘みに出て消えた娘は水性の主に嫁ぎ、年に一度祭りの前夜に家へ戻ってくるという伝え。
- 細部
- 美しい娘が桑の葉を摘みに裏山へ入ったまま、行方が分からなくなってしまった。旅の行者によれば、娘は水性のものに嫁ぐ運命にあり、閉伊川のほとり、腹帯の淵に棲む主のもとへ行って女王になったのだという。年に一度だけ会いに来るだろうとの言葉どおり、この家に祀られた大天馬という氏神の九月の祭日の前夜には、必ずこの娘が戻ってくるのだと語り継がれている。
- 広まり方
- 1921年刊『土の鈴』所収、佐々木喜善「不思議な縁女の話」に記録がある。
- 地域
- 岩手県釜石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ