かどまつのおに
門松の鬼
国内
流言・風説
- どんな話か
- 正月に立てた門松の二本の間を抜けて通ると、鬼になってしまうという言い伝えがある。
- 細部
- 正月飾りとして立てられる門松は左右に一対をなすが、その二本のあいだを人が通り抜けてはならないとされた。犯せば鬼になると言い伝えられており、子どもへの戒めとして繰り返し語られたと考えられる。門松は年神を迎える目印であり、その正面は神の通り道にあたる。人がそこを踏み越えることを鬼への変化という強い罰で禁じている点に、正月の空間を清浄に保とうとする意識がうかがえる。
- 広まり方
- 1981年の『常民』に載る中央大学民俗研究会の長野県下伊那郡阿智村伍和地区調査報告書に記録がある。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ